統合失調症を再発してから一年が経った。
今まで生きてきた中でもっとも辛く、長い一年だったと言っていい。
急性期は飴と鞭の妄想劇を繰り返していたが、とても楽しかった。あんなドラマ、きっと二度と体験しないだろうと思う。私はもう、一度、死んだような気すらしている。
その後が地獄だった。閉鎖病院での入院生活。孤独感。そして認知機能障害と睡眠障害。
この認知機能障害と陰性症状をどうしたら解消できるのか、今もまだわからない。
私は人生でこれほどまでに具合が悪くなったことがなかった。精神的にではなく肉体的に具合が悪くなった。
統合失調症と言っても、いろいろな症状があるから、一つの病気として括れない場合も多い。
同病者は皆、私より症状が軽いように感じられる。
私は今付けられている等級より、もっと病気が重いのではないかとすら思える。
でもまぁなんとか一年を乗り越えた。
これからまた一年、一年、と年を重ねなければならない。
喜びというより今は苦痛に感じる。
だけど死ぬのは怖い。
私の人生はこんなはずじゃなかったのに。毎日そう感じている。過去を振り返っては今を恥じている。悔いている。
去年の今頃までとても楽しい日々を過ごしていた。頭も回っていた。文章も書けていた。家を飛び出して行った東京でも楽しい時間を過ごした。そのまま、そのまま何事もなく終わってくれていればよかったのに。
神様、なぜ私がこんな思いをしなければならないのでしょうか?
まさかこんな展開は想像もしていなかった。40歳までを一区切りとして考えていて、そこまで走り切ろうと思っていた。でも最後に病気になってしまった。しかも精神病に。
そして神様は答えてくれない。なぜ私がこんな思いをしなければならないのか、教えてくれない。
夜をこえると、また重い一日がやってくる。
治りたい。回復したい。望みはただそれだけだ。
日々、救いを求めてる。
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