入院時に読んだ本

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昨年の夏、私は統合失調症を発症(再発)した。

私は妄想にかられて実家を飛び出して東京まで足を伸ばし、全く覚えていないがタクシーの無賃乗車をして警察沙汰になり、ある病院に2ヶ月半措置入院することになった。

初めは閉鎖病室に入れられていて、寝てばかりいた。意識が朦朧としているなか「暴れたりしないようにね」という助言を医師からもらったのを何となく覚えている。私はそれに従い、暴れることもなくただただ眠っていた。脳が眠りを求めていたのかもしれない。眠れない夜が続く今となっては信じられない状態だった。

それから段々と意識がはっきりしてきて、手持ち無沙汰だったので病棟内に置いてあった本を読むようになった。その時はじめて読んだのが吉本ばななの『キッチン』、梨木香歩の『西の魔女が死んだ』だった。両方名前はよく知っている本だった。特に『キッチン』は、こんな時に今更初めて読むことを少し恥ずかしく感じたのを覚えている。うまく感想が書けないけれど、二冊とも、あたたかい世界観が感じられて、とても面白かった。『キッチン』はほとんど電気がついていない薄暗い閉鎖病室で読んでいた。当時はまだ陽性症状もあったせいか元気だった。

その後、又吉直樹の『火花』、宮部みゆきの『パーフェクトブルー』を読んだ。『パーフェクトブルー』はほとんど流し読みだったような気もするが、とにかく読んだ。文字を追っていた。

もしかしたら今よりも読めていたのかな、と感じる。入院当初、私は元気だった。入院中、突然急激に具合が悪くなった。立っていることもままならなくなったほどだった。主治医はアカシジアを疑っていたけど、アカシジアではないようだった。今となってもあれは何だったのかよくわからない。

そんな中でも私は本を読んでいた。読むことで時間を過ごしていた。そのことをここに記しておく。

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