病気を抱えてでも何か面白いことがやりたい!と思ったので、X(旧ツイッター)のスペース上で、当事者カフェを始めてみることにしました。当面は気に入った歌詞、詩、短歌、本の一節などを朗読しつつ、今の心情を話すというようなことをやってみようと思っています。慣れてきたら雑談もしたいです。いつまで続くかわかりませんが、やりたいと感じ続ける限り、やっていきたいです。
第一回でご紹介したのは、以下です。
「自己表現というのは、自分が置かれた現状に満たされていなかったり、あるいは苦しくつらい思いを抱えていたりする時の方が、そこに加わる重みや深みも増してくるようです」
荒井裕樹『生きていく絵ーアートが人を〈癒す〉とき』ちくま文庫、2023年、p.13
病気を抱えても生きなければいけない自分を優しく後押ししてくれ、なかなか癒えない痛みを肯定してくれるような文章表現でした。
「終わりにはどうせ独りだし」椎名林檎「本能」2000年
仲間がいず、独りでいることはとても寂しいけれど、この言葉は正しいように思えて、今の現状も捨てたものじゃないと思える一節でした。
気の向くままにやっていけたらと思っています。
病気とともに、しぶとく生きていきたいです。
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