私の症状は統合失調症なのか分からないと思う時がある。なぜなら妄想も幻聴ももうまるでないからだ。あるのは重苦しい陰性症状と認知機能障害で、うつ病に近い症状が出ていると言っていいと思う。
難しいことが頭に入ってこないのはきつい。人が何を喋っているのか分からないからだ。
考えがよく思い浮かばないから、言葉にも詰まる時があり、うまく喋れない時もある。
本も映画も休み休みしか読むことができない。集中できないからだ。当然、A型の単純作業にも集中できていない。
睡眠も不安定でとにかく朝起きることができない。夜は遅くまで眠ることができない。以前のような質の眠りが取れないのもストレスになっている。
外出もできない。どうしても外出しなければいけない時は重い腰を何とか起こして何とか行動するくらいだ。服を着替えるのも億劫でいつも同じ服をきている。服が好きだった自分はもういない。
こんなおかしい状態でよく生活していると思う。なぜこんなにおかしくなっているのか考えるとやはり脳の問題なんだという結論に行き着く。脳とは一体今、何をしているのか?今、普通に生活できている人は奇跡だと思った方がいい。そのくらい脳が働かないとできることが少なくなる。何もすることがなくなる。できないことに発狂しそうになる。
こんな状態で暮らしていると、愛という言葉はかなり陳腐に聞こえる。能力がなければ愛されることすらない。愛は排外的なものだと思う。だけど本当は私も無条件に愛されたい。でもこの世の中は能力によって愛も決まる。愛とは何なのか。
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