こんにちは。今日は社会に対して物申したいと思います。
統合失調症という病気になると働くことが困難になります。なぜなら集中力が保てなくなったり、記憶力が低下したり、思考ができなくなったり、文章が読めなくなったり、陰性症状で動作が緩慢になったり、幻聴に悩まされたりするからです。これは脳の機能低下による症状で個人の責任をこえています。だから否応なく生活保護受給を考えざるを得なくなります。本来は働きたいという欲求があるにもかかわらず、働けないという状況は人間の尊厳にかかわるとても苦しい状況です。働かないのではなく働くことが不可能なのです。本当にそういう人たちもいるのです。
そんな状態で、セーフティネットとしての生活保護を得る上で、罪悪感に苛まれなければならないのは、明らかな憲法違反で、おかしいと思っています。確かに生活保護に対する貧困というレッテルは根強く、世間に対して恥ずかしい気持ちになってしまうのは分かります。でも実際には恥ずかしいことは何もないのです。文化的な生活の下、生きる権利が認められているのだから、堂々と受給していいのです。受給を恥ずかしいと思わせる文化や仕組みは、根本から変わらなければいけないです。「働けないこと」を恥ずかしいと思わせる構造を変えていかなければいけないです。
そのために、私は生活保護の扶養照会に反対します。なくていい手続きだと思うからです。そんな手続きがあるから周りに迷惑をかけてしまうと気に病んで自殺をしてしまうかもしれません。また生活保護受給者のデモも大賛成です。デモは民主主義国家ならば当然認められていい国民の権利です。この人権後進国日本で、もっと呼吸がしやすくするために、どうでもいい圧力を生み出す構造を変えていくことを強く求めます。
私たちは呼吸をしているだけで、ここに堂々と生きている権利があるのです。これは私が勝手に作った権利ではなく、この国でしっかりと認められた権利なのです。強かに生きていきたいものです。
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