すきゾLINEグループの近況報告で、7月28日に統合失調症バーが池袋であると知り、私は行きたいと思っていた。
ただ私は急性期に父親に止められながらも妄想に踊らされ東京に飛び出して行き、そこで措置入院になった経緯があるため、父親にはずっと東京行きを渋られていた。「怖くて行かせられない」と言われていた。
だけど家族がこの3月に東京に遊びに行くことになったので、思い切って「私も東京に行きたい」と言ってみると父親は「いい」と認めてくれた。母親も自分が遊びに行くからか「行けばいいでしょ」と言ってきた。嬉しかった。
私は昔は東京が嫌いだった。東京に行かなくても全て満たされる生活をしていたからだ。でも10年あまり東京で生活したからか、離れてみると東京の便利さや街の個性に惹きつけられるようになった。
外出も難しい今、まだ本当に東京に行けるのかどうかは分からない。だけど行けるように体力づくりをしてみたい。散歩をしたり腹筋をしたり、そういうことをしてみたい。
私は実際には東京に人に会いに行くわけではない。私は東京に会いに行くのだと思う。それはもしかしたら急性期の時にも私が無意識にしていたことなのかもしれない。
東京は私にとって自分を変えた土地、かつて住んだ土地だから、強い思い入れがある。東京は田舎にはない雑多さと活気がある。
まだ行けるかどうかは分からない。でも行けたらいいなと思う。自分なりにベストを尽くしたい。
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