統合失調症の回復には睡眠が大切だという。
今の私は寝すぎるくらい寝ている。毎日12時間くらいは寝ている。朝が起きられない。眠剤はデエビゴ10mgとトラゾドン25mgを2錠飲んでいる。
眠りは浅く、夢はよく見る。ただ今は布団に入ると割とすぐ意識がなくなり、寝ていない感覚はないので、それは良いことだと思っている。
以前は短時間しか眠れなかったり、一睡もできないような感覚の状態がしばらく続いていた。眠剤を飲んでいてもその効果が全くあらわれない時があった。その時は本当に困って病院にもA型事業所にも相談支援専門員にも相談していた。「私は一生こんな状態が続くのだろうか」と愕然としたのを覚えている。それがなくなっただけでも睡眠は改善したと言えるのかもしれない。ただ眠り一つとっても、こうも分からないこと、コントロールできないことばかりだと、もう何かをコントロールしたり努力したりということを一切やめる気になってくる。この病気に限っては努力が実を結ばないからだ。そもそも努力する気力が奪われてしまう。
ただ何もできなくなった私でも、眠ることは一応できる。この眠りは深い眠りではないが、前のように寝ても疲れているという状態は少し脱したような気もしている。疲れは前よりなくなってきた。
「眠ることが基本」と教えてくれた当事者の友人もいた。順調な回復路線は見込めないが、それでも生きる方向に向かって自然治癒力は働いているのだと信じたい。祈る力、信じる力がこの病気の回復に最大限効果をもたらせばいいと思う。
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