何度も書いているが、闘病によってか、私は体重が9キロほど太った。
久しぶりに私の顔を目にした母親から「あんた本当に太ったね、顔が崩れている。美人だったのに…こんな子に生んだ覚えない」と言われてしまった。自慢ではないが確かにかつての私は、よく人から美人と言われてきた。残念ながら今はその面影もない。希死念慮に脅かされる闘病の結果か知らないが、私の顔は崩れ、肌は荒れ、体重は増えた。
退院した頃は4キロほど増えただけだったのだが、その後、更に太ってしまった。自分としてはそんなに食べていないと思っていても、動かないから太ってしまうようだった。
脳の機能が低下して、できないことが増えたとはいえ、体重管理くらいはできるだろう、と母は言った。その通りだと思った。
以前は散歩をよくしていたが、散歩もできなくなっていたので、私はどんどん動けなくなっていた。
流行りの朝散歩もまるでできない。母親からはこのままだと本当に動けなくなると言われた。母親は真剣だった。私は生活を変えなければいけない、と痛感した。
母の言葉は私を動かした。私は今朝から寝れないながらも自分なりに早起きをし、ブラックコーヒーを飲み、A型終了後には長めの散歩をして4,000歩以上歩いた。
天気がいい中での久々の散歩は気持ちよかった。靴が小さくなっているのか足が少し痛んだが、前のような身体の重たさは感じず、歩くのが気持ちいいと感じられた。本当に久しぶりの感覚だった。
ダイエットはそんなに簡単にはできないだろう。だけどなるべく身体を動かすようにしていきたい。自分なりにこの心身で、人生を謳歌したい。そしてどんな状態であっても決して両親より先に死んではいけない。そう感じた。
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