朝がダメになってもうどのくらいが経つだろうか。眠剤の影響か知らないがさっぱりとした気分で目覚められる時がない。特に休みの日は、いつもダラダラと昼過ぎまで寝てしまいたくなる。
統合失調症というらしい病気を再発して、もうすぐ2年が経とうとしている。よく耐えたと思うが、失ったものは本当に多かった。職を失い、人間関係を失い、能力を失い、それでもまだ生きているのは不思議だと思うことがある。私は病気は全てを奪う暴力だと痛感した。私は命以外ほとんど全てを失った。
私はもうすぐA型在宅ワークも辞めることになる。引きこもりがちの生活をなおすために。A型を始めてから私の生活はさらにだらしなくなったからだ。これから少しずつでも生活を整えて外に出るようにしていかなければならない。
こんな状態で、一体いつまで生きることができるのだろうと感じる。何のために生きているのだろう、とも感じる。意味はなく、ただ生きているというだけなのかもしれないが、ただ生きていることは辛いことだ。生きる喜びがないからだ。
こうしてキーボードを叩いているときだけ、少し生きている実感を得ることができる。泣き言しか書いていないが、それでも、泣き言が言える今の自分を少しだけ褒めてあげたくなる。私はよく頑張っている。偉いよ、と。
全てを失っても、私には命が残っている。命はまだ続いている。命の鼓動を感じながら、今日も何とか呼吸を続けていく。そうしてまた日々を重ねていく。
桜さく 心はいつも 涙色 ちょっと明るい ふりしても
コメント