いつもは自分勝手に自分の心情を吐露していますが、最近ブログの順位が上がったりコメントをいただけたりしているので、今回は読者の皆さんにお礼と気持ちを伝えたいです。
きっとこのブログを読んでくれている人は、ブログを書くことを促してくれる知り合い以外には当事者の方々が多いのだと思っています。症状は様々でしょうが、皆さん本当に辛い思いをされている/いたのでしょうね。
こんな不幸を体験すると、キラキラ輝く世の中なんて嘘だと思えてきますよね?私はそうです。あのキラキラ感は、世の中の苦労を何一つ知らなかった人間の綺麗事だったのだなと、健常者時代の自分を思い返すと感じます。健常者の人たちだって苦労があることはもちろん分かります。でも私の中では健常者時代と今では苦しさのレベルが違います。皆さんもそうではないですか?
人生は厳しいですね。だけど私にはまだかろうじて言葉を並べることができ、それによって皆さんに言葉を伝えることができます。そのことを私は本当に命綱のように思っています。神はかろうじて私から言葉を奪わなかったのだなぁと思うのです。
複雑な表現をすることはできなくなったけれど、私は今の私の文章も嫌いではなく、この文章で当事者の皆さんと繋がれていることを嬉しく思います。私の文章は支離滅裂ですが、多分苦しみの切実さだけは伝わるのではないと自認しています。いかがでしょうか?
世間からは異常だと思われる当事者が、自分の言葉で統合失調症という偏見の多い病気について書き連ねることには、この閉鎖的な社会を変える大きな意味があると思っています。だから私は一人でも多くの当事者に自分の言葉で語ってほしい、と思っています。社会を変えたい、これは私が障害者になってから本気で願っていることです。私は家族の中でも深く差別を受けているからです。
世の中の普通なんてどうでもいい。それよりももっと一人一人と向き合って生きる実感を味わいたい。精神障害者になった私はそう痛感しています。精神障害者であることは恥ずかしいことなんかじゃないです。世の中の普通を疑わない人たちの方がよっぽど狭いです。社会にそのままで生きることを邪魔されるのであれば生活保護になって一生社会運動をしていても構わないと思っています。
社会から逸脱していると思う人も、引きこもっている人も、自分を好きになれない人も、決して一人じゃありません。少なくとも心の中では。このブログ上のつながりも確かなつながりです。
ここでつながって、一緒に生きていきたいです。
最後になりますが、いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。私にとってこのブログは大事な居場所なので、コメントや反応、本当に支えになっています。2ヶ月あまり毎日書き続けてきた結果、前より少しだけ言葉が自分のものになってきたような気がしています。これからも書き続けていきます。
精一杯の感謝を込めて。ゴールデンウィーク、楽しいことが一つでもあるといいですね。
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