恩師に気を遣って声をかけてもらい、ゴールデンウィークに新潟市まで出かけることができた。新しくなった新潟駅はとても複雑で、まるで新宿駅のようだった。あれじゃスムーズに電車に乗ることができない。でも人混みに少し身体を慣らすことができた。
恩師とは、万代橋の近くにあるメディアシップの19階の静香庵に行き、そこでステーキセットを頼んでもらい、話しながら食べた。私は恩師に「なんとか生きています…」と伝えた。
恩師は相変わらず忙しそうだったが、相変わらず人に好かれているオーラを漂わせていた。
今回は、全てには意味がある、いい悪いの判断をせずに、自分の人生を受け入れろと言われた。
私はすっかり精神障害者としてかかわってはいけない人になっているのだけれど、恩師とかかわっているとそのことすらまるでいいことのような気がしてくるから不思議だ。前向きに考えられることは財産だなと思った。
私はずっと不幸のどん底にいると思っていたけれど、真の再生者になるには、どん底を経験することが大事なのだと言われ、励まされた。私は再生者になんてなれる自信はないけど。
今の私を支えてくれるものを大事にして、自分を信じて、歩んでいくほかない。
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