
今日は通院日で主治医と話をして注射を打って帰ってきた。
主治医には、将来障害者雇用で働けるか?と聞いたら、十分働けるだろう、と言ってもらい、嬉しかった。主治医は私の日常をみている訳じゃないけど、それでも主治医からの言葉は大きい。私は自信を持つことができた。両親は今のB型作業所に通所している私を安心しているようで、しばらくは通い続ければいいと言ってくるので、両親を安心させるためにも、私は今の作業所に通い続けようと思った。
そして通院後は、たなべの肉屋に行き、国産の合い挽き肉を買った。400グラムちょっとで758円もした。高かった。なぜ挽肉を買ったか?ハンバーグを作るためだった。今の私は買い物が苦手で、沢山あるもののなかから見つけて選ぶということがしにくいのだが、挽肉は割とわかりやすいところにあったので、買い物かごに入れて、レジに向かい、会計してもらった。とても緊張した。なぜ私はこんな簡単に緊張する人間になったのか?わからないけど、私は肉ひとつ買うにしても緊張する人間になった。
夕方になったのでハンバーグを作った。大変だったのは玉ねぎの微塵切りとハンバーグの成形だった。玉ねぎは透明になるまで炒めた。炒め具合の塩梅や肉の焼き加減がわからなかったのも大変だった。でもなんとかソースも含めて最後まで作ることができた。付け合わせのにんじんのグラッセも作った。米も炊いた。
できないことばかりに焦点を当てるのではなく、今できていることを大切にすること、それがこの病気になるととても大切になってくる。できないことは工夫して少しずつできるようになればいい、人生は長い、まだいろいろなことを楽しめる….
私が作ったハンバーグにはそんな思いが込められている。昔なら何も考えずに作っていただろう、今はハンバーグひとつ作るにしても重みが違うのだ。私の魂が込められている。
両親は美味しいと言って食べてくれ、私もとても嬉しかった。木曜日の夕食づくりは続く。
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