
今日もなんとか生きている。
作業所の人間関係に悩まされながら。うなされながら。
病気になると、ただ存在しているだけでも、とても大変だ。退屈になるし、疲れは溜まってくるし、生きていることは本当に辛いことだとつくづく感じる。
誰もこの苦しみをわかってくれない。そして大小問わず人間同士のいさかいは絶えない。
私はまだ生きているけど、なんのために生きているのかな?と思うことはある。前みたいに高尚な目的(例えば博士論文の完成、研究者として就職すること、ヨガを広めていくこと、カフェの店員として活躍すること)なんかないけど、私は人生の歩みを毎日毎日進めている。再発後、3年が経った。本当に長い3年だった。何度も何度も地獄をみた。
障がい者が夢を持ってはいけないのか?私は障がい者になり、多くの夢や希望を打ち砕かれた。これは私の体験にすぎないが、ひとたび病気になれば、明るく生きることは難しくなる。それでも私は今もひそかに夢を持っている。それは書き続けるという夢だ。簡単なことかもしれないけど、一生続けるつもりだ。書くことを生きる力にしていきたい。作業所で夢を持とうとすれば、その夢は健常者によってすぐ打ち砕かれる。障がい者は伸ばす対象というより管理の対象なのかなと思う時がある。
こんな風に障がい者になった私だが、少しずつ過去を整理し、現在を確かめている気がする。大切な人への思いを少しずつ前に進め、未来に進んでいる。
しばらく希死念慮は出ていない。希死念慮は出なくなってきた。何もできなくとも、私は生き続ける。生きて、書き続ける。私の、私たちのことばは決して死なない。
コメント