お菓子も食べたりしているが、一応気持ち的にはダイエットをしている。でももうこの体重のままでもいいのかなと思う自分もどこかでいる。あまり無理してストレスを溜めたくないからだ。
父はずっと私にノンアルコール飲料を買ってきてくれていたが、ダイエットをするからという理由でそれをやめることにし、代わりにダイエットコーラを買ってきてもらうことにした。ほぼ毎日飲んでいる。
もうお酒に対する欲求は強くない。もともと飲まなければ飲まないでいられるタイプだったので、今の生活に慣れてきている。一生お酒を飲まなくても構わない。両親がいない時に赤ワインフルボディを一本一人で飲んでみたけど、それほど美味しいと感じなかった。地味な生活に舌が慣れたのかもしれなかった。タバコはたまに吸いたいと思う時がある。
病気を再発して措置入院した時も感じたが、何かを食べたり飲んだりすることが重大になった。一杯のブラックコーヒーを飲むためにコーヒーを淹れることも特別だし、コーラもすごく特別な飲み物だ。
治らない日々を過ごすのがずっと苦痛だったが、とにかく今の自分を肯定してあげようと思いだしてから少し変わってきているような気もする。今の自分は自分が思っているよりもずっと価値がある存在なのかもしれない。自分で自分を貶めていたけれど、前の自分だって穴ばかりで、完璧からは程遠い人間だった。今と決定的に違うのは自由かどうかということだけだ。かつての私は恵まれていて、そして自由だった。
でも恩師からは不自由の中の自由こそ本物だという言葉をもらった。これから私が掴み取る自由こそが本当の自由なのかもしれない。病気になった自分を、この不自由な自分を心の底から愛してあげたい。毎日毎秒それを繰り返していきたい。
私は私の障害を愛し抜く。私には昔から潔さがあった。昔と同様、正々堂々といきたい。
この障害 愛していくと 決めてみた 春の桜が 散る頃にもう
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