再発してしばらくしてから書き始めた闘病記をペンネームで出す(出版する)ことにしている。出版する意味については随分悩んだ。結局自己満足以外の答えはでなかった。他人がどう感じるかなんて私にはどうでもよいことに思える。それよりも自分のこの苦しみを言語化しておきかった。自分が読み返すためだけに出版したいなと思った。
8万7千字の自分(病気)語り。正直闘病記よりも博士論文が書きたかった。だけど書けなかった。でも壁画研究は自分なりに、自分のペースで続けていくことにした。壁画の写真を見ているだけでもいい。そう感じてきた。
書いて批判されても、もうそれでいいと思った。これは私の人生、自分の病気をしっかりとした形にしておきたいと感じた。そう、私は自分の病気にきちんとした形を与えたかったのだと思う。8万7千字書いても、形が与えられたかはわからない。だけど私は努力した。闘病記を書くことは一時はとても苦しいことだった。だけど私は書いた。そのことは自分に自信を与えた。
病気になった私はできないことが多いけど、でも病気になったからこそできることもある。病気について書くこと。私はこれからも語りをやめないだろう。


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