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闘病の苦しさ

闘病をするようになって一年半あまりが経った。闘病は本当に辛い、生きている感覚が奪われる。私は言ってみれば立ったまま寝たきりでいるようなもので、ただ寝たきりじゃない以外、ほとんど寝たきりと同様なくらい、何もできない。できることは食べること、飲むこと、チグハグに話すこと、書くこと、少し読むこと、音楽を聴くこと、お風呂に入ること、寝ることくらいで、健常者の時のできることに比べると本当に何もできなくなった。

できないことは人の尊厳と生命力を奪う。昨日は「できなくてもいい」という記事を書いたが、それでもやはり人はできることを求める。できることによって自信を得て成功体験を積み、自分が社会で必要とされていると感じることができるのだ。

神様がいるなら、なぜ私をこのような状態にしたのか教えてほしい。今の私は辛さや苦しさとだけ友達で、後の感情はどこかに忘れてきてしまったようだ。私は他の人と同じように、幸せになるはずだった。周りを幸せにするはずだった。だけど今の私は社会の疫病神のような扱いを受けている。

闘病生活は一筋縄ではいかず、行ったり来たりを繰り返す。その中でもどうにか自分なりの希望、情熱の火を消さないでいたいと思う。私の人生を病気のせいで価値のないものにはしたくないと思う。こんな状態であっても、なんとか生き抜いて、私を切り捨てた人やコミュニティに仕返しをしてやりたい、そういう気持ちがある。この病気を抱えているならば、生きているだけで本当に凄いことなのだから。何度も自分に言い聞かせてあげたいと思う。

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