新潟県上越市の統合失調症当事者会を作ったよ!

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障がいや病気について

障がいや病気について

私たちは必要だ We need ourselves

できないことが増えて私は自分を障がい者だと実感することが多くなった。病前の私はずっとできることを増やそうと思って生きてきたから、かなり能力主義だったのだと思う。人と比較していたわけじゃないけど自分のなかでゴールを決めて、そのゴールに近づくよ...
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統合失調症との付き合い Dealing with schizophrenia

統合失調症になって4年くらいになる。深刻化したのは2022年5月からだったので、2年ちょっと過ぎたけど、まだ全然慣れない。試行錯誤の日々は続いている。能力だけじゃなく、家族や知り合いからも見捨てられるような思いをした、地味に辛い日々だった。...
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自分で自分を祝福する Bless yourself

生きていることが暇すぎて、辛すぎて、どうにもならない気持ちになることはよくある。この病気を再発してからだ。 恩師にどうにもならない不安感を話すと、「私は祝福されているんだ」と言われたが、そう言われても、私は想像力もすっかり奪われ、惰性で生き...
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壊れた人間のその後 The Aftermath of a Broken Person

2022年5月、私は壊れた。私は妄想が広がって人に対して意味不明な攻撃を繰り返した。 それは確かに加害だった。私のしたことは許されないことかもしれない、でも私はまだこうして生きていて、ここに存在している。 許してほしいという気持ちは持ってい...
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一人にしないで Don’t leave me alone

この病気、統合失調症になると孤独になると言われる。統合失調症になったことによって離れていく友達や家族もいるし、分かり合える人が少なくなるのだ。私の場合は攻撃してしまったので当然ほとんどの人は離れていった。孤独な分、当事者のつながりに依存する...
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「翳りゆく部屋」 “The Shadowy Room”

毎日、松任谷由実の「翳りゆく部屋」を聴いている。エレファントカシマシのカバーバージョンも好きだ。失恋ソングが胸に沁みる。 今は日々あり得ない現実を生きている。こんなはずじゃなかった、私の人生はこんな風に終わるはずじゃなかったのに。そう思いな...
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動けない、話せない、だらしない Can’t move, can’t talk, sloppy

動けない、話せない、だらしない、三重苦を体験している。なぜ私だけ?呪われているのではないか?と考えるけど、神社でのお祓いも効かなかったし、何もすることはできない。できることがあるとすれば、ときどき氏神様のところへ行って挨拶してくることくらい...
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行ったり来たりを繰り返す Repeated back and forth 

気持ちは行ったり来たりを繰り返している。人からの指摘や批判にすっかり弱くなってしまった。人がとても怖いのだ。少し何か言われたり反応されたりすると深く落ち込んでしまう。なぜこのようになってしまったのだろうか。 心の治療をしたいので、カウンセリ...
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離れていく Moving away

友達が離れていき、仲間が離れていき、気がつくと両親以外は誰も周りにいなくなった。 そんな中でも夢では友達と友達の配偶者は出てきてくれた。嬉しかったけど寂しくもなった。現実ではもう会えないから。 私のしたことはそこまで境界線を犯してしまうこと...
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健常者への憧れ Admiration for healthy people

今の自分を大切にしてあげよう、やることの幅を広げよう、そう思ってからあまりできないことに対して絶望しなくなってきた。私は障害者だ。できることは少なくて当然なのだ。何度も書いているかもしれないけど、特に「人生の教え」みたいなものはいらない。自...
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被害者としての自分 Myself as a victim

やっと見つけたと感じた、被害者としての自分。それまでの私は病気になり人に迷惑をかけてしまった、人に攻撃した加害者としての自分だけに着目していた。 だけど本当は私は多くの暴力の犠牲者だった。幼い頃からの家庭内暴力、中学時代のいじめ、大学院のハ...
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諦めて、諦めない Give up, don’t give up

諦めつつ、諦めないことが大切だと感じた。 前の自分と比べてできないことが多い自分はダメだと思っていたが、ダメなことはない。私は今日もこうして生きることができる。 今、私は呼吸をすることができている。呼吸をして生きることができている。 私はア...
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病気が教えてくれること What illness teaches us

この病気になってから本当に生きることが難しくなった。ただ時間を過ごしているだけでも辛くなる。なぜか?よく分からない。とにかく手持ち無沙汰になるのだ。 病気にならなければこんな悲しみはなかった。苦しみは波のように寄せたり引いたり、できない自分...
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病気は捉えにくいもの The disease is elusive

メンタル疾患と共に生きることは、どのような苦しみがあるだろうか。私は自分の事例しかわからない、人の話は聞いているだけで正直想像もできない。 私は病気になり人生が一度終わった。それまでの健常者人生とは決別したと思っている。それから悲劇が始まっ...
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障害とともに生きる Living with a disability

今の私はほとんど動けない。だから何もできない。動けない引きこもりだ。片付けもできない、だらしなくなってしまって何もやる気が起きずにずっとパソコンに向かう日々だ。 障害を持って生きるというのは、特に中途障害者の障害は、とても辛いことだ。私はこ...
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統合失調症と加害者性 Schizophrenia and perpetration

統合失調症という病気の恐ろしいところは、加害者(犯罪者)になる可能性があるところだ。自分に対しても他人に対しても暴力を振るいそうになる、そのくらい頭が混乱してしまう時がある。 私も陽性症状が出た時は、周りの人間が全て敵のように感じられて、意...
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訪問看護をする意味 The meaning of visiting nurses

月に一度、訪問看護を頼んでいる。もう1年くらいは続けただろうか。確か1,000円ほどでできるし話し相手になってもらえるからだ。一度はやっていても何の意味がないと思い、辞めようとした。だけど訪問看護の看護師さんから「続けたほうがいい」というよ...
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神社参拝 Visiting a shrine

病気を良くしてもらうため、神頼みをすることにした。 昔からよく訪れていた近所の春日山神社に行って「病気が治りますように、お願いします」とお参りして、千円お賽銭を入れてきた。スピリチュアル系の本によると、参拝は習慣化するといいらしいので、毎週...
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病気との付き合い方 How to deal with this diagnosis

今日は当事者カフェと称したすきゾ!弱音グループの通話の日だった。病気との付き合い方について話した。この病気と付き合うのは本当に難しいと思う。話を聞くと頭がぼんやりする感覚も皆が持っているのだとわかり、少し安心した。 統合失調症というと、幻聴...
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分からない I do not understand

ラテンアメリカのフェミニズムについてのシンポジウムにオンラインで参加してみたが、頭がついていかず、途中で退席した。今の私にはラテンアメリカのことは過去を思い出してしまい、苦しくなってしまうのでダメだった。ご無沙汰していた知人の顔もみることが...
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