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希望が持てない

希望が持てない日々を過ごしている。願いや祈りの力など何の意味もないと思えるくらい無力な、いやマイナスの精神状態の中で、何とか生を繋いでいる。昔の能天気な前向きさが痛々しくなるくらい、今の私は味わったことのない苦痛を体験している。

かつて私は愛の力を信じていた。絆を信じていた。だけど今はそういったものが全て馬鹿馬鹿しく思える。全てを壊して、失ってしまったからだ。今の私にはほとんど何も残っていない、そう感じる。

こんな状態でまだ生きていることが不思議だと思う。こんなにも何もできない状態で、何のために生きているのか?

前向きな答えはない。ただ死ねないから生きている。でも生きることはそんなに容易いことではない。地獄だ。

この地獄を最後まで生き延びることができたら、何か発見することができるのだろうか。何か前向きな境地に達することができるのだろうか。私には何も分からない。今は耐えることしかできない。

存在しているだけでいいなんて嘘で、単なる綺麗事だ。人が、生物が有意義に生きるためには沢山の能力が必要で、その能力がない人間は、生きることすら苦痛以外の何でもなくなる。私は今、そんな苦痛の中で生きている。病前の世界は全て幻想だったのではないかと思うくらい、今の世界は暗く絶望的だ。できないこと、能力がないことがじわじわと自分を蝕む。人とのつながりを奪い、孤独にさせる。

それでもまだ生きなければならない、終わらない絶望の中で何とか暇を潰しながら、ゆっくりゆっくり寿命が来るのを待たなければならない。これは地獄だ。私はもうずっと地獄の中で生きている。いい加減に解放されたい。

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