
今の私はやること、やれることが少ないので、オンライン上に居場所を求める。オンラインで婚活をしたり、オンラインで病気について相談したり、ネット上のつながりが本当のつながり以上に大切になっている。
なかなか生きることは厳しい。だけど私は44歳まで生きてくることができた。それはそれだけで価値なのだと感じる。44歳という歳を私は本当に愛している。思った以上にずっと過酷な人生になった。だけど私はまだ生き続けている。それは本当に奇跡に近いことだと感じる。
私のキャリアには病気がある。統合失調症の認知機能障害、この障がいのせいで多くの人に見下されてしまった。過去の私は人を見下していたのだろうか。それはよく分からない。そんなことはない、そんなつもりはなかったと過去の自分はいうかもしれない。でも過去の自分は多くの人から「すごい」と言われる存在だった。今だって変わっていないよ、と言いたいけど、思考力、言語能力は落ちた。複雑な言い回しができなくなった。それでも私はこの病気を自分のキャリアだと考えている。重要な、なくすことのできない経験だからだ。
この病気の苦しさは、この病気になった人間にしかわからない。同じ病名でもそれぞれ違うので一般化できない。複雑な症状の差があるのがこの病気だ。
この病気を抱えて生きていること、それはかけがえのない財産なのだということ、毎日毎日言い聞かせたい。私が、私たちが、生きていて、日々見ている、なにげない世界、それはこの世界のたしかな光なのだと思う。



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